2021.04.14

【社会人向け】800本の映画作品を鑑賞した私が推すビジネス系映画4選

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映画大好き、旅田です。

 

どのくらい好きかといえば、映画情報サービス『Filmarks』の鑑賞記録数が800件以上あるくらいには好きです。

 

Filmarksヘビーユーザー

鑑賞した数は814作品(2021年4月14日時点)

 

Filmarks はサービス開始して間もない頃からヘビーなユーザーで、オフ会も参加しちゃってたくらい大好きなWebサービスです。

 

置き傘

傘に7周年記念ステッカーを貼るくらい好き。

 

そんな映画好きの私が、これまで観てきた数多の作品のうち社会人向けとして秀逸だと感じた映画作品ベスト4を発表しちゃいます!

 

楽しみながらビジネスに活かせる知識が盛りだくさんなので、仕事の悩みが解決できるかもしれません。

ご紹介する作品には、私的におすすめなポイントもご紹介していますので、ぜひご参考にしていただき、今週末にもチェックしてみてください!

 

※以後、ネタバレには注意していますが、完全にシャットアウトして鑑賞に臨みたいという方は「旅田レビュー」はスルーにてお願いします。

社会人向け映画ベスト4

プラダを着た悪魔 [2006]

あらすじ

ジャーナリストを目指してNYにやってきた主人公のアンディは、全米中の女性が羨むような仕事を手にします。

それは、超が付くほどの一流ファッション誌『RUNWAY』のカリスマ編集長ミランダのアシスタント。もちろん、仕事に対する要求の高さも超一流!

ファッションの「フ」の字も知らない田舎娘のアンディは、果たしてどうなってしまうのでしょうか?

旅田レビュー

  • 社会人としてのステージによって解釈が変わる作品
  • 様々なプロフェッショナル仕事に対する哲学が垣間見れる
  • アンディ役のアン・ハサウェイがとにかくカワイイ!

 

本作を鑑賞していると、部下は上司の、上司は部下の気持ちが知ることができるでしょう。

私が本作を初めて鑑賞したのは社会人3年目くらいでした。

当時は社会に放り出された直後に感じる無力感や「自分って仕事できないんだな」という挫折感を一通り味わい、その後に訪れた日々のささやかな達成感もあり、紆余曲折を経て初めて「働く」ということがどういうことか、少しわかった様なタイミングだったと思います。いま思えば、ですね。

そんな折だったからか、当時はアンディが置かれた境遇や「大変さ」の方に共感したのを覚えています。

が、つい先日改めて観直してみると、これが不思議とミランダの方に共感する部分が増えてるんですよね〜。

多分、最初はアンディ:ミランダ=9:1くらいの共感度だったのが、逆転して8:2くらいになっていました。

 

いまの自分のステージによって共感する相手や解釈が変わる、そんなビジネス系映画の名作です。

 

あとは、とにかくアン・ハサウェイが美人! いつまでもお若い頃のままなイメージの彼女の美貌と “ファッション・ショー” も必見です。

クライマーズ・ハイ [2008]

あらすじ

群馬県のローカル紙『北関東新聞社』の記者である悠木は、社内登山サークル『登ろう会』メンバーの安西と共に、県内最難関の山へ向かう予定でした。

しかし突然、「巨大旅客機が消えた」との連絡が入る。未曾有の旅客機墜落事故が起きたのです。

事故関連の紙面編集を担う全権デスクを命じられた悠木は、社内政治や利権争い、遺族の思いなど、様々な感情に揺れ動きながらも前に進んでいきます。

旅田レビュー

  • とにかくアツい! ジャーナリズムここに極まれり!
  • 文字通りの泥臭い仕事人たちの活躍に思わず涙
  • 利権・揉み消し・圧力… 水面下の動きにシビれる

 

本作は横山秀夫氏による同名の小説を原作としていますが、お察しの通り、こちらは1985年に群馬県で実際に起きた日本航空123便墜落事故を題材としています。

私も母の影響で中学生のときに読みましたが、原作もとにかくアツいし、実際の事故についても知るきっかけとなり、子どもながらに言葉にできない感動を味わった一冊でした。

 

さて、映画の方ですが、とにかく「アツい、アツい」と述べてはいますが、振り返ってみると、実はけっこう静かなシーンも多いように思えます。

それは、一刻一秒を争う現場のジャーナリストたちのアツい戦いとは裏腹に、主人公である悠木が本部のデスクで抱える葛藤、原風景を「山」というモチーフで対比的に描いているからです。登山家としての顔も持つ悠木が、山登りを通して精神世界に入り込むシーンはとても印象的で、こうした強弱もまた本作の映画としての良さと言えるでしょう。

 

激しい仕事人としての活躍や会社のしがらみとの戦いを垣間見たいビジネスマンのあなたには、ぜひ一度観ていただきたい一本です。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ [2016]

あらすじ

1954年アメリカ。シェイクミキサーのベテラン営業マンであるレイ・クロックは、ある日8台ものオーダーが入った店に興味を抱きます。

さっそく店を訪れると、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店がありました。

合理的な流れ作業を実現した独自のシステムや徹底したコスト削減、そして高品質なハンバーガーを提供するこの店に魅了されたレイは、全米に展開するフランチャイズビジネスに乗り出し、兄弟を説得して契約を交わします。

これは、誰もが知る『マクドナルド』創業の、誰も知らなかった真実の物語です。

旅田レビュー

  • 誰もが知っている店の真実だから面白い!
  • フランチャイズビジネスの光と影が詰まっている!
  • 営業マン必見の交渉スキルがためになる!

 

これは、 “マクドナルド帝国” 創業者(ファウンダー)のストーリーです。

ウルフ・オブ・ウォールストリート [2013]

あらすじ

NYのマンハッタンに位置する世界の金融センター「ウォール街」とは、アメリカの金融業界や証券市場を指す比喩でもあります。

ここには大金にまつわる豪快な逸話が数多く存在しますが、中でも格別にスケールの大きい実話が、年収4,900万ドル(約49億円)をいちから稼ぎ出したジョーダン・ベルフォートの半生です。

26歳で証券会社を設立してからの10年間で彼が得た成功、そして破滅とその後を映します。

旅田レビュー

  • ただの金の亡者じゃない、エリートビジネスマンの生き様が凄い!
  • 迫力の演技でGG主演男優賞を勝ち取ったレオ様に圧倒!
  • 3時間を長く感じさせない勢いがまさしく激情的!

 

「激しくビジネスしている映画はあるか?」と言われたら、これが正解かは差し置いて、とにかくまずはこれを観ろ! という感じの作品です。

とにかく「型破り」では済まないレベルのビジネスマン、というかブローカー野郎の半生です。

正直、内容や描写も色々な意味で下品なので、家族や恋人と一緒に観る場合には注意が必要。ただただ、一人で野心的な気分に浸りたいときにおすすめのぶっ飛んだ作品です。

 

「オレにこのペンを売ってみろ」とは本作主人公のセリフですが、よく営業のセミナーやワークショップなんかでは耳にするお題ですよね。

これを聞いたとき、一番に「このペンの性能は素晴らしく…」といった類のセールストークが思い付いたあなたにこそ、この “ウォールストリートの狼” からの営業術をチェックしていただきたいです!

終わりに

今回は仕事人間を自称するあなたでもご満足いただけるような映画作品を厳選してご紹介しましたが、ビジネスに活かせるという意味でもっと良さげな作品があれば、追加で紹介しようと思います。

また、「この映画もいいよ」という作品があれば、ぜひ旅田までご一報いただけますと幸いです。

この記事を書いた人

yamada_koki

旅田 康貴ディレクター / デザイナー / イラストレーター

デザインが一番苦手なデザイナーを目指しています。最近、名字が変わりました。

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