どーも!石川です。
今更ですが、今日本で横文字に触れずに一日を過ごすことが難しいほど「英語」って浸透してますよね。
でもその英語の中で誰がどうしてそうなったかはわかりませんが、実際の意味とは異なっているもの、海外では通じないものが結構あります。
そこで今回は、ビジネスでよく聞くフレーズなのに「おや?」と私が感じたものについてご紹介!
①ホームページ
いやHOMEもPAGEも英語じゃん!と思うかもしれませんが、ニュアンスが違います。
日本での意味に沿って表現をすると正しくはwebsite、webpageです。
Homepageだとトップページのことかなと解釈されてしまいます。
②コストダウン
実際僕が海外で働いていた時のスタッフに全く通じなくてビックリしました。
そもそも英語用法的に変なのですがそれは割愛。正しくはlower ,cut, reduce などが相応しいですね。
ちなみに僕は当時discountのワードしか浮かばずこれまた通じませんでした(笑)
②-2コストパフォーマンス
コストが出たのでついでですが、これも基本的には伝わリませんでした。
日本ではよくコスパなんて言いますが、海外では避けた方が無難です。
Effectやvalueなどを使用してみましょう。
③ヒアリング
ヒヤリングとも言いますが、これもよく使いますよね。概念的なお話になりますが、
ヒアは聞こえてきた、街中のBGMが勝手に耳に入ったというようなイメージの単語ですので、お客様に対してそんな姿勢で望むわけないですよね?
しっかり耳を傾ける、お伺いをするという意味で正くはlisteningやmeettingですね。
④ボリュームゾーン
前職で当たり前のように社内でよく耳にしましたが、慣れるまで違和感で気持ち悪かったのを覚えています(笑)
あまり馴染みがない人もいるかと思いますが、マーケティング用語で「一番売上げの高い顧客層」を指します。
これはシンプルに ○○ segmentでいきましょう。
さて、およそ5つほどあげてみましたがいかがでしょうか?
あえてメジャーな単語を避けてみたのでしっくりこなかった方はごめんなさい!
他にもブラッシュアップやデスクトップなどよく使っているものなど挙げたいものはたくさんあったのですがキリがないのでここまで!
ご理解いただきたいのは今回のブログの内容は、「ビジネス英語は英語として間違っているからやめなさい!」といった趣旨ではなく単に英語としては違いますよと言うものです。
言語は使いやすく話しやすく、また世間の流れや情勢とともに必ず変化していきます。
ソクラテスは
「最近の若者は常識や言葉をしらん」
などと述べたと言われていますが、いつの時代であっても常識や言葉は取捨選択され変化し続けていくもの。
ですのでビジネス英語が仮に間違った英語であっても、ビジネス英語としては間違ってないので誰かに責められたり恥ずかしがる必要はありません。
少し話はそれますが、【プライオリティ】という単語が近年よくタスクや顧客管理などで使われていますが、和製英語への変化を感じます。
ざっくりした意味は「優先」と言う単語なのですが「重要」と言う意味で浸透してきているような流れを感じています。
どっちもなんとなく似たようにも感じるかもしれませんが、全然違います。
今店内で非常に困っているお客様がいたら、その人の対応の方が「優先」ですよね?
重要と優先はイコールではなく、「重要だから優先する」「優先するものは重要度」と言葉の指す方向が異なります。
英語から和製英語への変化・進化をリアルタイムで感じることができて、なんだか嬉しいような悲しいような不思議な気持ちです。
まとめ
ビジネス英語はもう定着しつつある文化のようなものなのであくまで話す相手にわかりやすく、伝えやすくするツールとして使えるのであればとてもいいことですから無理に背伸びして使うことなく、興味があったり必要であれば覚えてけるといいですね!
さて最後に英語にまつわる小話を・・・ (興味ない人はここまで大丈夫です!)
少し前のお話になります。
私が海外に住み始めて数日後、現地のマクドナルドに初めて行きドリンクにコーラを頼んだのですが、「コーラはない」と言われました。
売り切れるほど海外の人はコーラ好きなんだ!!となぜか納得しました。
数週間後再度チャレンジしてみたのですが「ない」と言われました。(本当はもっと色々話してくれたのですがその時は聞き取れませんでした。)
あれ?あれ??後ろに並んでいた人コーラ飲んでるぞ????
それから何度行ってもずっと飲みたくもないオレンジジュースしか注文できず、マクドナルド恐怖症になりました。
最後は怖くて自らオレンジジュースを頼んでいました•••。
しばらく時が流れ、英語が上達した頃にその理由が発覚します。
もうずいぶん現地に慣れた頃、ある日ふとマクドナルドに足を向けた時のことです。
色々考えましたが結局「コーラ」を頼んでみる事にしました。
すると「ペプシね」とスムーズに進み、そのままペプシコーラを出されたのです。
ここで謎が解けました。
実は私の住んでいた国では「コーラ」とはCoca-Colaであり、ペプシは「コーラ」ではないという認識だと言うのです。
大枠としては分かっているらしいのですが、製品としては別物なので販売的な観点から結果的にコーラはないという対応になっていたのです。
(前述したように本当はおそらく何度もコーラはないけどペプシでいいか?などと説明されているが当時の英語力のせいで聞き取れてなかった)
ちゃんちゃん。
この記事を書いた人
石川石川
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