こんにちは、レジット代表の浅井です。
Google Analyticsを導入したけど難しそうで触っていないという方
Google Analyticsは4つの基本を抑えるだけで問題点を発見し、解決策を打ち出せるようになります。
セッション数とPV数を把握しよう
ユーザー→サマリー
PV数とセッション数を見ます。
・セッション数:サイトが訪問(閲覧し回遊し離脱するまで)された回数
・PV数(ページビュー数):ブラウザにウェブサイト内のページが表示された回数
1人の訪問者が5ページ見てサイトを離脱したとすると1セッション5PVになります。
セッション数とPV数の差が大きいほど1人が多くのページを見たということに、セッション数とPV数の差が小さければサイトに来ても回遊せずサイトを離れてしまったことになります。
ここでは期間を1月の1ヶ月と設定しているので1ヶ月間にどれだけの人がサイトを訪れたかが表示されています。
期間はページの上部で自由に変更できます。
流入元を調べよう
集客→すべてのトラフィック→チャンネル
どこからサイトに流入してきたのかがわかります。
・Organic Search: Google、Yahooなどの自然検索からのセッション
・Direct:ブックマークやURL打ち込みなど直接のセッション
・Social:Facebook、TwitterなどSNSからのセッション
・Referral:個人ブログなど他サイトからのセッション
(Other):Google Analyticsで分類できなかったセッション
例では80%以上が検索から流入していることがわかります。
集客→すべてのトラフィック→参照元/メディア
では検索はGoogleとYahooどちらが多いのか、SNSはFacebookとTwitterどちらが多いのかなど、さらに細かく調べることができます。
アクセスの多いページを調べよう
行動→サイト コンテンツ→すべてのページ
アクセスの多いページのURLがわかります。
グラフの下のプライマリ ディメンションをページタイトルにかえるとページタイトルでも見れます。
離脱率の高いページを調べよう
行動→サイト コンテンツ→離脱ページ
離脱されるページ、つまり最後に見られているページがわかります。
ユーザーはこのページを最後にサイトを離れてしまっているのです。
強化&改善しよう
アクセスの多いページと離脱率の高いページがわかったら、それぞれ強化・改善していきましょう。
アクセスの多いページは多くのユーザーから関心を集めているのでそのコンテンツのページを増やしたり、さらに詳しくするなど強化します。
離脱率が高さの原因は様々ですが、ブログの記事なら利益・情報がわかりにくい、ECサイトなら煽りすぎている・関係ないページへのリンクや広告が多いなどが考えられます。
また、WEBページは斜め読みされることが基本です。そのことを意識して結論を先に持ってくるなど構成を工夫しましょう。
まとめ
以上を抑えれば簡単な分析ができるようになります。
Google Analyticsには様々な機能があります。基本を抑えられたら他の機能も使えるように勉強していきましょう。
この記事を書いた人
浅井 脩太郎代表取締役
バスケット、フットサル、ゴルフ、スノボに将棋やチェス。多趣味のため、常にお金がない。 学生時代、地層に興味を持ち『土木』を学ぶ。社会人では、苦手分野である『IT』の世界へ。良き上司、良き先輩、良き同期、良き後輩に恵まれ、楽しい時間を過ごす。コンサルティング業務、システム開発では上流工程から下流工程のすべての業務に従事。 2013年、株式会社レジット創業。