ITソリューション事業部 EC部の山田です。
今回も前回と同様に(かなり前にブログ書きましたが。笑)ネットショップ運営者の皆様に向けて【広告の賢い買い方】と【購入のポイント】について話たいと思います。
広告戦略は中途半端が一番失敗する
ショッピングモールの広告戦略で、一番失敗するケースは、中途半端な金額で中途半端な広告を購入してしまう事です!!普通に頭を働かせれば分かるように「安い広告=効果悪い」「高い広告=効果良好」となるはずです。
商品との相性次第では効果の上がるものもあると思います。
ただ、根本的にはショッピングモール側が効果が良いと判断しているのだから高く、あまり効果が見込めないものは安いと考えて頂きたい。
安すぎる広告を買うぐらいだったら、広告は買わない方がマシなぐらいです。
無駄な広告を購入してしまう典型的な例が、次のようなパターンになります。
● 少し利益が出てきたので、思いつきで広告を購入してしまう。
● 数万円の安い広告だったから、何も考えず購入してしまう。
このように、無計画に広告を購入してしまう事が、もっとも失敗するパターンです。
ただ、検索経由で売上を伸ばすのは非常に時間と手間がかかってしまうのが現状です。
ネットショップをやるにあたって、運営していくには大きく分けて2通りの方法があり
① お金を投資して短期間で売上を伸ばすのか!!
② お金をかけずに時間と手間を投資して売上を伸ばすのか!!
どちらにも方針が定められてない中途半端なネットショップが潰れていくが現状であります。
広告を選ぶ基準として
正直な話、広告はやってみなければ当たるかどうかはわかりません!(笑)
ずっと当たっていた広告が、突然反応が悪くなることもあるし、安くてダメな広告だと思っていたものが出稿してみたらバカ当たりすることなど、ショッピングモールではよく起きている現象です。
まずは広告の販売価格である程度「広告の質」を判断するのがベストな選択手法だと思います。
また広告の価格が高額にも関わらず、競争倍率が高い広告枠はさらに反応が取れている証拠と言えます。
ある程度の予算が立てられているネットショップであれば、「良く当たる広告」枠を1つ押さえて、後の枠は「まぁまぁ当たる」「当たるかもしれない」という冒険的な広告枠で固めていくのが、一般的な広告枠のリスク分散の方法だと思います。
さらに、ターゲットが絞られている広告枠などは、安い広告の割には予想外によく売れるケースが多々見受けられます。
ターゲットが曖昧な安い広告よりはターゲットが狭くニッチ市場を狙っている広告枠の方が狙い目だと思います。
まだある広告購入のおすすめポイント
①メルマガ配信付きの広告枠を狙おう!!
ショッピングモールには「メルマガ配信付き」と「ウェブ上に掲載」の2種類がある。
どちらもメリットとデメリットがあるが、大きく分けると認知度のある商材は「ウェブ上に掲載」で認知度の低く商材は「メルマガ配信」で行うのが良いです。
簡単にメリットとデメリットをまとめるとこうなります。
WEB掲載
● 商品の認知度があれば、ある程度ユーザーの目に止まり購入に繋がる。
● 継続的または、多数掲載することより認知度(ブランド力)が上がる。
メルマガ配信
● 認知度がなくとも、商品の価格やお得感を出す事により購入に繋がる。
● 一日で売上を大きくたてる事ができる。
ネットショップをやっていく上で売上を比較的立てやすいのは「メルマガ配信付き」だと思います。
■給料日前より給料日後の広告枠
■イベント関連の広告枠は狙い目
母の日、父の日、御中元、敬老の日、クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー等のイベントのシーズンは広告の反応はすごく良いです!!
ショッピングモール側もいたるところにバナーを設置するし、プレスリリースも積極的に展開するので、外部のメディアからのお客さん流入も多くなる。
■急に増設された広告枠は要注意
広告の人気が急騰するギフトシーズンに、突然ショッピングモールの担当者から、「広告枠を増設しました!」という連絡が入ることがよくある。しかし、販促が厳しくなるケースが多いので注意したほうがいいです。
他にもショッピングモールの広告購入の注意点は多々あるが、シーズンや商材によって、大きく選択基準が変わってしまうところがあるので一概にこれだ!っとは言えません。
ネットショップを運営していく当たって最初の一年は広告運用の勉強だと割り切り、できるだけ多くの広告を購入して様々な商品で経験を積み上げて2年目以降から本格的に広告運用にシフトしていくのが効果的な運用方法だと思います。
広告をかけるだけではなく、しっかりと掲載後は効果検証は怠らずにやっていきましょう!!!
この記事を書いた人
山田 伸一やましん
EC事業部の山田です。5年前までは経理関係の仕事を主にしており、簿記2級まで取得。ただ・・・・簿記が生かされる事なく・・・現在はEC部マーケティングディレクターとしてネットショップの課題・原因に対して、今までの経験を元に改善策をご提案致します。私生活は基本的にアクティブでスノボが大好きです(#^.^#)