キャッチコピーの役割はとても重要です。
どんなに素晴らしいコンテンツであっても、キャッチコピーが悪ければ読まれる事はありません。
CMや雑誌などに登場するキャッチコピーは、「さすがプロ!」と感嘆するものが多いですよね。
たとえば「お金で買えない価値がある。買えるものは○○○○」。○○○○の中に何が入るかすぐに思いつくはずです。
頭に残ってふとした瞬間に思い出するもの。それが優れたキャッチコピーと言えます。
こんにちは、web部の小沢です。
CMや雑誌などの優れたキャッチコピーは、経験とノウハウを蓄積してきたプロが生み出すもの。
有名なコピーライターにキャッチコピーを1本書いてもらうのに、数百万円かかることもあります。
そこで今回は、誰でも簡単に実践できるキャッチコピーの5つのポイントをご紹介させて頂きます。
ターゲットを絞る
どのような人にみてもらいたいのか?
ターゲットは、出来るだけ具体的に決めてください。
誰に何を伝えたいのか、まずはそれを分析してみてください。
業界内のトレンドワードを使う
どの業界にも、それぞれのターゲットに響くトレンドワードがあります。
自動車業界だと
・エコカー
・ハイブリットカー
・低燃費
など、上手くコンテンツを訴求するために、トレンドワードを入れる。
短くまとめる。長いと印象に残らない
WEBサイトはもちろん、広告、CM、企画書等、すべてには伝えたいことがあります。
ただ、伝えたいことがありすぎてキャッチコピーが長くなってしまい…「いったい何を言いたいのかわからない」場合があります。
たとえば以下のキャッチコピーはいかがでしょう?
・WEBサイト運営者必見!!効果倍増のSEOサービス
・独自のクローラーでアルゴリズムを解読!!
・人気のビックワードでの上位表示を実現
・導入実績500社以上!!
効果を期待できるサービスのように感じます。
ただ、これだけ長いキャッチコピーを見かけて記憶に残りますか?
キャッチコピーで重要なのは、読んでもらうことではなく、見てもらうためのものです。
上記を分かりやすくまとめると・・・・
Googleのアルゴリズム解読に成功!!
~導入実績500社以上の人気SEOサービス~
これだけでも十分に何のサービスか分かりますし、何が強みか理解できます。
数字を出す
いいキャッチコピーができても、「ホント?」と思われることはよくあります。
こういった閲覧者を即座に納得させるのが『数字』です。
例えば先ほどの「導入実績500社以上」と記載があれば、信頼性が向上するようなイメージを持つことができます。
わざと違和感のある言葉を使う
キャッチコピーは記憶に残すもの。ふとした瞬間に思い出させるもの。強烈な印象を残すという意味で「わざと違和感のある言葉を使う」と言う手法が非常に使えます。
昨年(2013年)西友の「KYでいこう!」というキャッチコピー(KY=価格安く)。当時、KYという言葉は「空気読まない」の略で広く使われていたため、このキャッチコピーに相当な違和感を覚えた人は大勢いるのではないでしょうか?
下記がそのCMになります。※面白いから是非見てみてください(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=2D9VTNiWWbg
当然、「空気を読まないくらい価格を安く」という意味が込められていますが、その後の西友の売上を見れば、このキャッチコピーがどれだけ貢献したかが分かるはずです。
まとめ
①ターゲットを明確化する
②トレンドワードを使う
③キャッチコピーは短く
④数字を入れる
⑤違和感を与え印象づける
今回ご紹介したポイントの他にも、当然たくさんのテクニックがあります。
少しでも参考にできればと、実践しやすいものをピックアップさせて頂きました。
今日からでも使ってみてください。
この記事を書いた人
小沢 博之webディレクター/アートディレクター
PA→カメラマン→グラフィックデザイナー→アパレルメーカーのプレスを経て現在。なぜか調理師免許と古物商の免許がある。