こんにちは!デザイナーの内藤ちゃんです。
先日レジットでは15分バナートレースチャレンジが始まりました。こんな感じ。
今回はそのバナートレースについてご紹介したいと思います。
「バナートレースってよく聞くけど、結局やったことない…」
「バナーをただ真似するだけで何か役に立つの?」
「トレースよりオリジナルの練習した方が良くない?」
そんな人にこそ、ぜひやってほしいデザイン練習法になっています。
WEBデザイン勉強中のあなた、必見です!
やるとこんないいことがある!
効率よくデザインを学べる!
プロのデザイナーによる配色、フォント、文字間隔、余白、レイアウト等のデザインを観察しながら実際に真似していくことで、効率よくデザインを学ぶことができます。自分ではやらないようなデザインを強制的にトレースすれば、デザインの幅も広がります。
制作スピードが上がる!
ツールに触る機会がぐっと増えるので、手を動かすのが確実に速くなります。また、実際のバナー制作では素材を探すのも一苦労だったりしますが、そんな素材探しにおいても、どういったワードで検索をかければヒットするのか、そういった勘も養うことができるでしょう。
ですので、デザイン初心者じゃなくても、手を動かすのが遅いんだよな〜とお悩みの方にもバナートレースはおすすめです。
自信につながる!
何よりバナートレースの特徴なのは、簡単なこと。小さなデザインを真似するだけなので、継続のハードルが低いです。継続自体が自信になり、そして継続しているからこそレベルアップを実感する機会も多い!まさに継続は力なりです。
バナートレースのやり方
ルールの設定
継続のためにはまずは挫折しない仕組みづくりが大事。
ということで、いきなりトレースをはじめるのではなく、まずは自分の身の丈にあったルールを考えましょう。
主には以下の4項目になるかと思います。
(1) 頻度や個数
…毎日最低1つはやる、2日に1つやる、など
(2) トレースのレベル感
…フォントや素材はなるべく寄せてもこだわりすぎない、1時間で終わらせる、など
(3) バナーお題について
…完全ランダムで選ぶ、気になるものを選ぶ、など
(4) アウトプット方法
…箇条書きで学びをまとめる、SNSで投稿する、など
バナーの選定
実際にバナートレースしていくにあたって、お題となるバナーを選定します。
あまり時間を割くところではないので、選ぶサイトは幾つか決めておくことをおすすめします。
おすすめのサイトはこちら。
王道のピンタレスト!おしゃれなものばかりなので、とにかく気になったものをどんどんやっていきたい人におすすめ。
おしゃれなバナーを業界や色などで絞って探すことができるので、トレースしたいバナーがある程度定まっている人におすすめです。
同じく業界で絞ることができますが、情報量多めのバナーが多いです。情報の組み立て方を学びたい人におすすめです。
自分の得意分野を伸ばすため・不得意分野を補完するためや、とにかく最新のものやビジュアルが気に入ったものなど、テーマの選定も自由です。
最初は気軽に選び、余裕が出てきたら技量やテーマの偏りも気にしていくといいかもしれません。
トレース作業
実際にトレース作業をしていききます。
最初はこのように薄く画像を引くのがおすすめです。これでも十分練習になります。
ただ大切なのが、単に写すだけではなく「観察」を意識することです。
これはどんな業界でどんな目的のために作られたものなのか?どうしてこの色・フォントなのか?などなど…デザインには必ず理由があるはずなので、そこまで頭を動かすことでバナートレースで得られるものがもっと大きくなります。
例えば、わかりやすいのはこちらの有名なデザイン4原則。
- 近接 … 関連する項目はグルーピングして整頓する。
- 整列 … 位置や大きさを揃えて、秩序を作る。
- 反復 … 要素をくりかえして、統一感やリズム感を出す。
- 強弱 … 色・形・大きさなどを調整し、情報の優先順位を作る。
バナーという小さな画像で情報を伝えるために、これらがきっと駆使されているはずです。
そこまで観察しながら、トレースできたら最高です。
振り返り
最後に以下のような項目について振り返ります。
- 新たに得た学びや技術
- 新たに発見した自分の得意・不得意や好き嫌いなど
- 苦戦した箇所、その理由と改善点
- 感想
簡単な箇条書きでいいので、しっかり言語化しておくことで自分の中により残りやすくなります。
実際にやってみました
実際にやってみた様子がこちらです。
この投稿をInstagramで見る
15分でどこまでできるかという制約を設けているので、時間の感覚がついたり、効率重視するので、その辺が楽しいです。
ちなみにこの後5分居残りをして、しっかり完成しました!
今日からはじめようバナートレース!
バナートレースをするメリットとその方法について紹介しました。
ツールあればすぐ始められるので、ぜひ即実践してみてください!
レジットの今後の15分チャレンジについても、インスタで更新していきますので
気になった方はぜひフォローお願いします!
この記事を書いた人
内藤ちゃんデザイナー
メキメキ成長中の新米デザイナーです。丸くてかわいいデザインが好きです。