こんにちは!12月より入社しました、デザイナーの”ながい”です。
初めてのブログ投稿…何を書こうかと考えた結果、日頃お世話になっているカラーパレットサイトを紹介しようと思います。
配色はあらゆるデザインの基本であり重要な要素ですが、苦手な人も多いかと思います。
そんな色選びに使える無料のカラーパレットサイトをいくつかピックアップしてみました。
配色でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください!
ホイールを使って配色パターンを考えたい
Adobe Color
一つ目は、みなさんお世話になっているであろうAdobeのカラーパレット作成サービス。
「カラーホイール」では左側に並んでいるルールを適用し、さまざまな色の組み合わせを生成することができ、RGBだけでなくCMYKやHSB、LABにも対応。
「テーマを抽出」「グラデーションを抽出」では、写真をアップロードすることで写真をもとにカラーパレットを作成することも可能。
「アクセシビリティツール」では、色弱者の方が見分けにくいカラーの競合の検出ができます。
また、クリエイターが作成したカラーパレットも公開しているなど、多機能なサービスを展開しています。
Adobe IDにサインインすることでテーマをダウンロードしたり、PhotoshopやIllustratorなどのAdobeサービスと同期して利用できるのもポイントです。
Hue/360
色相環からメインとなるカラーを選択すると、その色と相性のいい色を教えてくれるサイトです。
まず左側の「Brightness」で色の明るさを決め、次に右側の「Hue&Chroma」から色をクリックしてメインカラーを選ぶと、その色に合わない色が非表示になります。相性のいい色だけが残っていくので、残りの色からサブカラーを選定してカラーパレットを作ることができます。
選択した色はページ下部に表示されていき、「Print User Color」をクリックするとカラーコードをまとめて確認することができます。
Color Supply
Web、グラフィック共に活用できる配色を作成できるツール。
色相環の左右にある矢印をクリックすると補色や類似色、3色配色など切り替えが可能。
パステルカラーやダークカラーの色相環ももちろん使用できます。
下部にはアイコンイラストやグラデーションなど選択した色の活用例が表示されるので、実際に使用した場合のイメージが確認しやすいツールです。
直感的に選びたい
material design palette
用意された19色から2色を選ぶと、その2色+相性のいい色で構成されたデザインのイメージを見ることができるサイトです。
細かい調整はできませんが、少ない動作でパパッと表示して参考にすることができます。
Pigment
「Pigment(顔料)」と「Lighting(光量)」をドラッグで調整して、2色の配色パターンを探すことができるツールです。
左下のパレットマークから色の絞り込みも可能。
右上の検索を開くと写真から抽出して生成されたカラーパレットも見ることができます。
公開されているカラーパレットを参考にしたい
SCHEMECOLOR
大量のカラースキームを公開しているサイトです。その数なんと2万種類以上!(2021年2月時点)
イメージ別、メインカラー別など細かいソート機能もあるので用途に合わせてお好みの配色パターンを見つけやすくしてくれます。
コードのコピーはもちろんのこと、RGB・CMYK値や色の名前の確認、配色の編集、ダウンロードも可能です。
Color Drop
4色で構成されたカラーパレットを集めたサイトです。右上の筆のマークから背景色を変更することも可能。表示されたコードをクリックするだけでコピーができるのもポイント。
また、右上のメニューからパレットの公開以外の機能も使うことができます。
「Scan Image」では、アップロードした写真から配色の組み合わせを生成できます。
「Color Code Converter」では、RGB値からCMYK値になど入力した値を別の形式に変換してくれます。
「Gradient Generator」ではグラデーションの作成も可能。
シンプルでありながらも機能が多いサイトです。
綺麗なグラデーションを作りたい
uiGradients
綺麗なグラデーションを多数公開しているサイトです。
左上のメニューから色別のソートを使って、好みのグラデーションを見つけたら、あとは出てきたカラーコードをクリックするだけで簡単にコピーができます。
CSSも書き出してくれるので、そのまま組み込んで使用することも可能です。
また、JPGに書き出すこともでき、さまざまな用途で活躍します。
2色はもちろん3色のグラデーションも見つけられるのと、向きも変えられる点がポイントです。
最後に
いかがでしたか?
もちろんツールで出てきた結果が全てではありません。自分に合ったツールを見つけ、あくまで”参考”として活用することで、より良いデザインワークの手助けになれば幸いです。
この記事を書いた人
ながいnagai
デザイナー|スマホゲームが好き。色んなタイトルに手を出すよりも少ないタイトルをやり込むタイプ。