ある日、弊社でプレゼン発表の練習を聞いている時に指摘したことがありました。
「もっとゆっくり話したほうがいいよ。」
どうも。レジットの副代表の松浦です。
ですので、今日は早口になってしまうその原因と対策についてお話します。
まず、早口が人に与える印象について
・神経質に見える
・落着きがない
・「用意したことを忘れないように喋ろう」と思っている
・聞き取りにくい
・伝えるのがうまくない
といった感じであまりいいことがありません。
電話で話している時、会議で発言している時、クライアントや目上の人と話し緊張している時…早口になってしまう方ってよくいますよね。
でも、早口というのは治るものなのでゆっくり早口にならない癖をつけていきましょう。
早口の原因
1.頭の回転が速い
考えているスピードに合わせて話そうとしてるので、つられて早口になってしまう。
2.間が取れていない
早口の原因のひとつに「間」が取れていないことが挙げられます。
話すことは「聞く人とのキャッチボール」です。
一人で話しているわけではないことを認識し、コミュニケーションの手段ということを忘れないようにしましょう。
3.緊張している
早口で喋り始めると、その早口自体が緊張に拍車をかけてしまうので、なかなか止めることができません。
4.伝える内容に自信がない
ポール・エクマンという心理学者によると、人は恐れると早口になると発表されています。
「途中で話を遮られたくない」と思ったり、「自分のすごさ」を見せたい人は、情報を連発して相手を説得しようと思うあまり早口になりがちですが、それは逆効果です。
5.話に熱が入りすぎてしまう
伝えたいという思いが強すぎて早口になってしまうこともあります。
早口にならない対策
1.ゆっくりうなずきながら話す
ゆっくりうなずくように首を動かしながら話す。
ゆったりした動作をしていると、早口で話すのが難しくなるからです。
2.腹式呼吸する(ゆっくり呼吸しながら話す)
口を閉じ、鼻から息を吸いながら話す腹式呼吸。これはとても効果的です。
これをするとたとえ早口であっても、話の合間合間に「間」ができて、しっかり声が出ます。
3.句読点を意識する
もし早口だとしても句読点をつけて文章を小さく分けることで、ちゃんと聞き手に伝わります。
まとめ
日本人の3人に1人が早口の癖を持っていると言われています。
緊張すると早口になる人や、人前に立つと決まって早口になってしまう潜在的な早口の「急性早口病」の人も含めると5人に1人が早口ということになります。
ですが、上記で述べたようにゆっくり呼吸をしながら、「ゆっくり」を意識して話していれば早口も治ります。
ただ、テレビの実況中継のアナウンスなどはものすごい早口ですが、聞き取りやすいです。
早口でも聴き取りやすい話し方の共通点は「話に句読点をつけ、発声・発音がしっかりしていて、語尾がハッキリしていること」です。
ゆっくり話すのがどうしても嫌という方はこちらをマスターする事をおすすめします。
この記事を書いた人
松浦 啓太取締役副社長
取締役副社長の松浦啓太と申します。 LEGITのマスコットキャラクターを目指して日々体を大きくする為に食べてます。 自然とお酒と美味しい物が大好きで、その四季に応じた場所を攻めて、美味しいお酒と食べ物を探してます。 でも、やっぱり一番LEGITが好き。好きな言葉は『チュパカブラ』です。 2013年、株式会社レジット創業。