ビジネスの場でみられる『交渉』で、相手の不当な言い分を飲まなければいけない経験をした人は少なからずいるはず。
逆に、『交渉』がうまくいって、相手から良い条件を引き出せたり、何かトラブルが起こった時でも被害を最小限にとどめた経験を持つ人もいるでしょう。
こんにちは。レジットの代表の浅井です。
『交渉』で、ビジネスが左右されると思い込んでいます。
自分で自覚している以上に『交渉』が下手だと被害は大きいものです。
僕が尊敬する植田統先生から、絶対やってはいけないことを厳選してご紹介します。
勝ち負けを決めようとする
交渉とは、お互いにとって公正な妥協点を探るプロセスです。
勝ち負けを決めることではありません。
いい交渉とは互いが納得した形でそれぞれの利益を得ることです。
落としどころを考えないで交渉に臨む
あらかじめ、どんな話し合いになるのか。どこまで譲れるのか。
その準備なしに漫然と交渉に臨んでも、やはりいい結果は得られにくくなります。
自分の事情と、相手の事情をよく考えて、“だいたいこれぐらい”という落としどころを交渉の前にイメージしておきましょう。
知らない事を安易にうなずく
うなずくという反応は、知らず知らずのうちに相手の期待値を上げてしまいます。
相手がその誤った期待を前提に落としどころを設定してしまうと、痛い目にあいます。
ハッタリも必要な時もあるかと思いますが、安易なうなずきにはご注意ください。
話の裏を取らないで言ったことをすべて信じる
失礼ですが、交渉相手が話したことが真実とは限りません。
くれぐれも、相手の言うことをうのみにしてはいけません。
常に相手の言うことが本当なのか疑問を持ち、話の一貫性や論理的な符合をチェックする姿勢は、交渉には不可欠です。
その上で、大事な点は、確かなデータや証人を探して、相手の言うことが事実かどうか確認するようにしましょう。
まとめ
いつも自分に不利な条件を飲まされてしまったり、自分の意見が通らないという人は、交渉ごとで「絶対にやってはいけないこと」をやってしまっている可能性があります。
社外の『交渉』だけでなく、社内でも『交渉』はあります。
いつも、自分だけ作業が多いなと思っている。。そこの貴方!!
「絶対にやってはいけないこと」をしていませんか?
この記事を書いた人
浅井 脩太郎代表取締役
バスケット、フットサル、ゴルフ、スノボに将棋やチェス。多趣味のため、常にお金がない。 学生時代、地層に興味を持ち『土木』を学ぶ。社会人では、苦手分野である『IT』の世界へ。良き上司、良き先輩、良き同期、良き後輩に恵まれ、楽しい時間を過ごす。コンサルティング業務、システム開発では上流工程から下流工程のすべての業務に従事。 2013年、株式会社レジット創業。