こちらの記事は、楽天の売上があがらなくて、苦労している方必見の内容です。
難しい内容ではないので、最後までみていただき対策をしてみてください。
ポイントを抑えて対策をすることによって必ず効果がでます。
対策前に、対策したい商品が今何のキーワードで何位なのか?確認してみてください。
手動でもいですし、少しであればRMSでも確認することができます。
データ分析 → アクセス分析 → 楽天サーチ流入改善
ここで、キーワード毎のアクセス数 / 転換率 / 市場検索順位が確認できるので、ここを分析するだけでも面白いです。
楽天SEOとは
楽天SEOとは、楽天市場内の検索窓で検索したときにでる検索結果ページにて、自社商品を上位表示させるための最適化対策のことです。
楽天SEOが重要な理由
皆さん既にご存知かと思いますが、店舗の売上を構成する重要な大枠のKPIは下記の通りとなっております。
売上目標(KGI) = アクセス数(KPI) × 転換率(KPI) × 商品単価(KPI)
このうち最も重要になってくるのが、アクセス数のKPIになります。
それは、アクセスがないと転換できないし、商品単価をアップする施策もできないからです。
店舗運営で最も重要なのは、アクセスを如何に集めれるか?が大きな鍵となります。
アクセス集める前に、転換率の施策をしていませんか?
転換率をあげる施策をする前に、アクセス数を集めるための施策をしましょう。
楽天でアクセスを集める施策
では、新規のユーザーのアクセスを集めるための施策は何があるか見てみましょう。
・楽天市場検索
・WEB広告
・RPP広告 / TDA広告 / クーポンアドバンス / CPA広告
・外部広告(リスティング広告など)
・アフィリエイト広告
・メールマガジン広告
etc
このようなツールがあげられます。
このうち無料なのは、楽天市場検索のみとなります。
CPAを上げずに獲得するには、楽天市場検索で上位表示させることが最も重要なのです。
要するに楽天SEOをやることは、広告予算がない店舗は必須対策と言えます。
ミドル・スモールワードでの対策が重要
楽天市場検索でビックワードでSEOが5位以内にあがっている商品は、すでに売上が立っている商品といえます。売上がないと、ビックワードで楽天SEOを上げることは不可能に近いです。
よってユーザーからビックワードで上位表示を狙うのではなく、複合キーワードで上位表示を狙うことが楽天SEOでは鉄則となります。
ビックワード (抽象的なワード│ウィンドウショッピング)
「ダイエット」 → 約40万件の商品がHitします。
ミドルワード (少し具体的なワード│購買意欲 低い)
「ダイエットサプリ」 → 約8千件
スモールワールド (具体的なワード│購買意欲 高い)
「ダイエット サプリ 糖質制限」 → 約1千件
上記をみて分かるように、スモールワールドになればなるほど競合商品が少なくなります。
また、ユーザーが具体的に検索する場合は、目的の商品を探しているため、購買意欲が高いユーザーが多いです。そのため、複合キーワードでは、自社商品と親和性が高いキーワードを選択する必要があります。 しかし、親和性が高いからと言って、ニッチなキーワードばかり選ぶと、アクセスは獲得することはできません。
特に重要な検索対象項目は「商品名」
商品ページ内に特に重要となる項目は「商品名」の項目です。
以前までは、キャッチコピーも最も重要な項目の一つとされておりましたが、最新のアルゴリズムでは商品名が最も重要項目となっております。
◎ 超重要 | 商品名 |
◯ 重要 | 商品説明文 / 販売説明文 / キャッチコピー / 店舗名 / LP内のテキスト |
△ 間接要因 | レビュー件数 / レビュー評価 / あす楽 / ランキング / 送料 / 動画 |
外的要因となるのは注文件数
楽天内で最も重要となるのが、「検索キーワードに対する注文件数」です。
売上ではなく、件数が重視されるので注意が必要です。
クリック率も重要となります。
「可愛い」というキーワードがついてるのに、商品画像が可愛くなかったら、クリック率は下がりますよね?そういったことから、商品画像とキーワードの親和性は非常に重要ポイントとなります。
3番目の転換率は、最終フェーズの対策なのであまり気にしなくていいでしょう。
アクセスが集まってるのに売れない場合には、対策が必要となります。
◎ 超重要 | 検索キーワード毎の注文件数 |
◯ 重要 | 検索キーワード毎のクリック率 |
△ 必要 | 検索キーワード毎の転換率 |
✕ 必要なし | 検索キーワード毎の売上 |
PCの「ダイエット」というキーワードで注文件数が多いのは、この商品なのか!と分析することが容易ですね。あげたいキーワードは、どの商品が注文件数が多いのか?と調べてみてください。なぜ、この商品が売れているのか?分析しましょう。
楽天が公表している検索アルゴリズム
楽天市場の商品検索においては、主に①自然言語処理による検索キーワードと商品の関連性、②検索キーワード毎の商品の人気度をスコアリングして検索順位を決定しております。また、上記要素を常にモニタリング、反映しているため検索順位は常に変動します。
こちらにもっと詳しく掲載されております。読む価値があります。
ぜひ読んでください。
https://www.rakuten.co.jp/ec/digitalplatform/#disclosure-items-02
2021年4月に発表された最新の発表となります。
具体的な施策
検索対象となる項目にキーワードを設定
検索対象となる項目にしっかりとキーワードをいれて対策をすることが重要となります。
下記の項目をしっかりと記入し、上げたいキーワードをいれていきましょう。
◎ 超重要 | 商品名 |
◯ 重要 | 商品説明文 / 販売説明文 / キャッチコピー / 店舗名 / LP内のテキスト |
商品説明文に関しても、画像でページ作成するよりは、テキストも含めた形でページ作成することでキーワード数の頻度や関連度を高めることができます。
画像で構築されている商品ページをよく見かけるので、テキストで構築していくことをオススメします。
楽天のサイトではないですが、下記のような画像とテキストでのページ作成はおすすめです。
https://hokuohkurashi.com/product_contents/10395
ランキングから競合調査
自社と競合となる商品をランキングページから探して見ましょう。
ランキングページはこちらから
https://ranking.rakuten.co.jp/
ランキングが高い商品で、レビューが多い商品を分析することをオススメします。
レビューが少ない商品は、広告などで瞬間的に売上があがり、ランキングインしている可能性があるためです。レビューが多い商品は、注文件数が多く、さらにレビューが多くかかれるための施策もしっかりと取入れているはずです。そういった商品の会社は、必ず商品名のSEO対策はマーケティングをとって施策をされている可能性が高いです。
本来、色々なツールを使ってキーワードの調査を行う必要がありますが、ランキングから競合の調査結果を勉強することは、調査時間の短縮になりとても有効的な手段と言えます。
イベント中は、広告に大きなお金をかけている可能性が高いです。
平時と有事、両方を確認してみることも重要です。
サジェストからキーワード調査
上記から参考となるワードがとれたら、実際にそのキーワードが有効なのか?
サジェストから調査してみてください。
サジェストとは
ファーストキーワードを入れたあとに出てくる予測複合キーワードです。
この予測複合キーワードは多くのユーザーが検索している語句になります。
ちなみに、上記はスペースを入れないサジェストです。
下記は、スペースを入れたサジェストになります。
比較するとキーワードが違うのがわかります。
スペースをいれたサジェスト、入れないサジェスト、どちらも試してみて調査をしてみましょう。
Googleーワードプランナー
さらに論理的にキーワードを構築したい人向けです。
キーワードプランナーを利用してGoogle検索での検索ボリュームを調べて数値の確証を得てから、キーワード毎を評価する方法もあります。
こちらも関連気ワードなどもでてきて、有効なキーワードをみつけられる可能性があります。
1点注意が、リスティングにお金をかけていないアカウントは、正確なボリュームを確認することができません。
Googleトレンド
こちらも、さらに売上を伸ばすための施策がしたい人向けです。
Googleトレンドは、今流行っているキーワードを調べることができます。
ダイエットと調べると、ダイエットのトレンドを理解でき、さらに現在急上昇している関連キーワードもみれるので、ヒントが隠れている可能性があります。
競合が対策していないキーワードが隠れている可能性があるため、瞬間的に売上を伸ばすことが可能となります。
健康番組のあとにニッチなキーワードが上がることもよくあります。
トレンド調査は、Twitterや楽天の注目キーワードランキング、Amazonのキーワード調査ツールからも調査可能です。
注目キーワードランキング
https://search.rakuten.co.jp/search/keyword/
Amazonキーワードボリューム調査
https://ahrefs.com/ja/amazon-keyword-tool
商品名の先頭は重要
下記の画像は、スマートフォンで「ダイエット」と検索したときに表示されるランキング上位の商品です。
この表示からユーザーは、下記情報からクリックするか判断します。
・サムネイル
・商品名
・金額
・送料
・ポイント数
・レビュー★の数
・レビュー数
・ランキング入賞実績
色々と重要となる情報はあるのですが、内部対策できるのは下記になります。
・サムネイル
・商品名
・ポイント
その中でも商品名は、先頭の25文字しか表示されないため、サムネイルと25文字の親和性を高める必要があります。
さらに気を引くためのキーワードをつけられるか?とても重要となります。
ある程度、キーワードが決まったら、キーワードの順番を考えて組み替えしていく必要があります。
施策をしても上がらない場合
RPP広告を出稿する
上記施策でSEOが上がらない場合、やはり外的要因を高める必要があります。
・検索キーワードに対するクリック率
・検索キーワードに対する注文件数
RPP広告は、そこまで高価な広告ではないので予算をきめてしっかりと対策をすれば効果がでること間違いありません。
サプリなどの継続商品であれば、ROAS100%を目標にして運用してみることをオススメします。
CRMをしっかりして、LTVで改修しましょう。
諦めて違う商品に注力する
売上をあげたい商品が売れない場合、諦めることをオススメします。
売れる商品で勝負をしてから、間接的に売りたい商品を訴求することをオススメします。
まずは、自店舗に人が集まることが重要です。
どんな手を使っても売れる商品を1商品作ってください。
売れる商品を一つでもつくれれば、チャンスが広がり続けます。
まとめ
こちらの記事はいかがだったでしょうか?楽天SEOに限らず色々な情報や知識を記載しております。
難しいことは特にありません。
RPPも記載してあることを転用すれば、簡単に設定することができます。
もし時間がない方は、弊社におまかせいただければ、イベントページ制作からSEO、分析などまるっとお受けすることが可能ですので是非お問い合わせください。
商品を売るって難しいですよね…
一緒に頑張りましょう♪
この記事を書いた人
岩渕 裕プロデューサー
筋トレ、ランニング、料理、ザイグル(家焼き肉)、サイクリング、動画制作が趣味です。健康第一。